あなたなら、どう言う
2025年9月11日 13時03分今日は4年生の国語科授業「あなたなら、どう言う」の終盤におじゃまし、参観しました。
子どもたちのめあては、「よりよい対話の仕方を考えよう」です。
この単元は「話すこと、聞くこと」が指導内容となっています。国語科で学習したことは、国語科はもちろん、他の学習や生活にも生かしていくべきことです。参観学級の子どもたちは、相手の話を相手を見て聞くことを意識しています。教師は一番身近にいる手本となる聞き手でした。また、発表をする子どもたちは、話し手として自分の意見を自分なりの言葉で素直に伝えていました。
授業では、「散らかった部屋」という同じ状況にいる登場人物の二人が、それぞれの立場で何を思い、どのような言葉を発するか、その言葉を受けた相手がどのような感情になるかを経験します。自分の立場からでしかない言い分は、ときとして相手を不快にします。
やり取りのまずさを経験し、子どもたちは、「強すぎないように」「余計なことを言うとけんかになる。」など、よりよいやり取りについての見通しを持ちました。
「対話」は相手のことや相手の状況を考えたやり取りで、信頼関係をつなぐことにつながります。
「相手の気持ちを考える。」「言い方に気を付ける。」は、今日の学習から対話に向かう子どもたちのまとめです。この学びを次時の授業にも生活にもつないでいきましょう。