命を守る
2025年6月11日 19時43分今日は避難訓練を行いました。
家庭科室からの火災を想定しての訓練です。子どもたちは静かに避難場所に集合しました。
本校では避難の合言葉を「あしおもて」としています。子どもたちには学級で指導をしていますが、確認としてこのように話しました。
「あ」は安全な姿勢です。火事の場合、火はもちろんですが、煙が大変怖いです。煙は上の方に集まるので、吸いこまないように口をハンカチなどでおさえながら姿勢を落として避難します。
「し」はしゃべらないです。命を守る。みんなが真剣でなくてはなりません。しゃべっていては大事な指示や連絡を聞き逃します。だれかがしゃべったために聞こえないこともあります。命に関わります。大変なことです。
「お」はおさないです。たくさんの人が逃げます。あせって押し合いになると、階段からみんなが落ちたり転んだりするなど、他の危険につながります。
「も」はもどらないです。もどると避難がおくれます。
「て」は点呼を受けるです。今みんなが先生に確認していただいたのが点呼です。避難したかどうかの確認を必ず受ける、ということです。
今日は、火事から命を守るために、「早く」「遠くへ」「全員が」「安全に」避難する訓練を行いました。火事はあってはならないですが、もしもはいつ起こるか分かりません。ですから「もしもはいつも」です。命を守る訓練は、自分を守るために、そしてみんなを守るために、真剣にしなくてはなりません。普段から準備、訓練が必要です。
今後も、地震を想定しての避難訓練、不審者対応の避難訓練を行う予定です。