たくさんの品物がどこから運ばれてくるのか調べよう
2025年10月9日 20時36分今日は、3年生の社会科授業を参観しました。
3年生では、「はたらく人とわたしたちのくらし」の単元で、店ではたらく人について学習します。ここでは、子どもたちや家庭に身近な「スーパーマーケット」を取り上げ、工夫や他地域、外国との関わりを資料や地図を用いて考えます。
今日は「たくさんの品物がどこから運ばれてくるのか調べよう。」を学習課題にしました。
タブレット端末を使用し、教師が用意した資料で調べ、白地図に記していきました。日本から遠く離れた国から届く食料もあることに気付きました。
スーパーマーケットの品物は、新居浜市や国内の他地域だけではなく、「外国のたくさんの国から来ている」と発表しました。
「なぜ外国から食べ物が運ばれてくるのでしょう。」
子どもたちは、
・外国には味が違うものがある。
・種類の違うものがある。
・日本でたくさん捕ったらなくなってしまう。
・足りなくなる。
・外国の食べ物も食べたい。
・時期を変えて食べられる。
など、自分なりの予想を考えて述べました。中には、食料生産や消費について、自分が知っている知識を上手に発表できる子もいました。意欲的に調べたり発表したりする姿、友達の意見を聞こうとする姿が印象的でした。
学ぼうとする意欲のある授業の土台には、子どもに考えさせたいと準備した教師の熱意があります。3年生の子たちは今年度初めて社会科と出合いました。初めてのことですので、教師の思わぬところで、引っかかったりつまずいたりすることがありました。それを教訓に、授業準備を重ねています。
さて、「なぜ外国から」の答えは、ほかのこともあると思います。今日は資料にあるものから調べましたが、今度おうちの方とスーパーマーケットに買い物に行ったときは、ぜひ食べ物についた名札を見てみましょう。また「新たな産地」や「なぜ外国から」の答えに出合えそうです。